ゆず湯は古くから続く日本の伝統行事です。「冬至にゆず湯につかればカゼをひかない」と言われてきましたが、これは単なる言い伝えではありません。ゆずの果皮はビタミンA・C、カリウム、カルシウムなどの栄養を多く含んでいます。また、体内の代謝作用を円滑にして、疲労回復効果のあるクエン酸も豊富に含んでいます。このようなゆずの効能を昔の人は経験から知っていたのです。
今年の冬至は、ご家族で銭湯の広い湯船でゆず湯につかり、慌ただしい年末の疲れを癒してはいかがでしょうか。
11月23日(土祝)は「勤労感謝の湯」を実施します。当日、東京都内の銭湯では東京都浴場組合がオリジナル開発した公認入浴剤「東京銭湯の素・江戸黒(えどぐろ)」を使用した薬湯がお楽しみいただけます。
「江戸黒」は数ある入浴剤の中でも珍しい、黒いお湯になる入浴剤で、その濃さはまるで黒湯温泉を思わせるほど。ヒアルロン酸やシルクなどの美容成分が入っているほか、「ドリームリッチナイト」と名付けられたゴージャスな香りが特徴です。
勤労感謝の日は、柔らかな肌感触でリッチな香りの「江戸黒」を楽しみながら、日頃の疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか。
なお、定休日と重なる場合は他の日に変更したり、諸事情により実施しない銭湯もあるので、ご利用の銭湯に事前にご確認ください。
10月10日(月祝)、東京都内の銭湯では秋の恒例イベント「ラベンダー湯まつり」を実施します。富良野産のラベンダーをたっぷり使ったラベンダー湯を実施するほか、記念タオルも進呈します(浴場によって配布本数は異なります)。
共通入浴券などが当たるラベンダー湯祭りプレゼントの応募は、10月末まで受け付けています。プレゼントの応募は、各浴場に備え付けの用紙に必要事項を記入して、応募箱へ投函してください。
実施日は、浴場や地域により異なる場合がありますので、ご利用の浴場に事前にご確認ください。